2013年10月27日日曜日

10年ぶりの再会


前回Blogに書いた「第3回YMCA米子作業療法学術集会」で侍OTさんに続き、講演されたのが母校のT先生。

題名は「クライエント中心と作業に焦点を当てた実践 〜当事者が望む回復の在り方〜」


講演の中で、当事者が望む回復(Recovery)とは、「困難を抱えながらも人生に意味と目的を創造し、日常的役割を取り戻しながら 目標に向かって主体的に生きること」とありました。


私は普段「リハビリ」という言葉は聞き慣れていますが、「リカバリー」という言葉は正直あまり聞かず…
英語も苦手で、勉強不足な私は「えっ!!リカバリーってなんだっけ(><)??」と正直焦りました(涙)


講演を聞いていると、その人らしく(健康に)生活できるために、作業療法士はその人それぞれの価値や想いを尊重して対等な立場で協働していく。その一歩を一緒に踏み出し、その人の人生に意味と目的を創造し、目標に向かって主体的に生きていくことを支援する職種。

病気をして、もう元気な頃のような楽しい生活を過ごす事ができない…と諦めている方でも、希望を持って可能性を拓き、その人の意思決定を支える存在。

そのような存在になっていきたいなと講演を聴いて、改めて思いました。



そして…


学術集会が終わり、高校時代に見学に行った就労支援の施設にもう一度行ってみたい!!大好きなご夫婦に逢いたいな!!と思いました。


「私のこと覚えているかな?」「迷惑だったらどうしよう…」と不安はあったのですが、勇気を出して一歩踏み出してみました。


代表者のご夫婦は私のことを覚えていてくださり、10年前と変わらぬ笑顔で迎えてくださいました。

大好きなご夫婦


現在、市内で作業療法士として働いていることを伝え、施設の現状などお話を聴き、見学をさせていただきました。


部屋のあちらこちらに可愛い作品が飾ってありました。


愛のあふれる素敵な作業がちりばめられた施設でした。

猫のペン立て


そして、可愛い作品を購入し、家に飾りました♪

パンダの磁石





てんとう虫の磁石


このご縁を大切にしたいです。





最後に心に響いた言葉をT先生の講演資料から抜粋して一部載せさせていただきます。(T先生の許可を得ています)



希望とは

困難な状況から、新たな行動を起こして
何かを生み出そうとすることである

自分の希望を築くユーモアや遊びを持ち、
“まんざらでもない”感覚が大切

        
Wish(気持ち、願いを持つこと)
Something(思いを定め)
Come true(実現の道筋を探し)
Action(行動を起こす)

by  Patch Adams


人を思い(共感) 人と作る(創造する)作業を大切に
そのための方略をクライエントと共に  



私とご夫婦のご縁を紡ぐきっかけを下さった講師の侍OTさん、T先生、学術集会の運営の方々、みなさんに感謝です!!
学術集会に参加して本当によかったです♪
来年も参加します!!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
















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